紫外線対策 サングラスやUVカットメガネ探し 透明レンズは効果なし?
2016/10/02
紫外線が気になる季節になってきました。
「サングラスをかけた方がいいよ。」
「でも、レンズは色を濃くしない方がいいよ。」
「UVカット メガネってあるよ。」
「え?でもあれ透明だよ?効果あるの?意味ないのでは?」
サングラスやUVカットメガネを探す上で、
ちょっと理解しておきたいポイントを少し詳しく書いていきます。
紫外線対策でサングラスやメガネをかけましょう
冒頭にも書きましたが紫外線対策について
色々、話題に上がるほど関心が高まってきていますよね。
環境省では、紫外線対策について以下の6項目がよく言われています。
- 紫外線の強い時間帯を避ける。
- 日陰を利用する。
- 日傘を使う、帽子をかぶる。
- 衣服で覆う。
- サングラスをかける。
- 日焼け止めを上手に使う。
~環境省ホームページより~
できるだけ、紫外線の強い時間帯を避けることで大概の紫外線対策は済んでしまうかもしれません。
紫外線の強い時間の調べ方はこちらの記事で紹介しています。
>>今日の紫外線予報が全国各地で確認できる。アプリ無しでもOK
ですが、グッズやアイテムを使って更に紫外線から身を目を守ることも併せて実施できるとより良いですね。
この記事では、「5.サングラスをかける」の対策について掘り下げます。
サングラスといえば、タモリさんのような真っ黒サングラスを思い浮かべますか?
芸能人や映画女優が避暑地で掛けてそうなでっかいレンズで茶色のサングラス?
ターミネーターのような、ミラーレンズを使ったスポーツサングラス?
サングラス選びもちょっと迷いますね。
「レンズの色は濃くない方がいい」
そんなことも言われてますよね。
最近は、透明レンズのサングラスというか、紫外線カットのメガネも出てきましたね。
UVカットメガネは透明でまぶしいけど大丈夫?
サングラスはレンズの色が黒や茶色で、眩しさをしのぐもの。
私はそう思っています。
が、巷で言われている最近の言葉づかいでは
「紫外線から目を守るのがサングラス」
「サングラスは紫外線から目を守るもの」という言い方に変わってきているように思います。
眩しさを防ぐのは、「可視光線透過率」といって、
目に見える光をどれだけ透過させるか(遮断するか)に依ります。
サングラスやメガネの性能表示で「可視光線透過率 85%」など書いてあれば
眩しさを軽減するサングラスやメガネであることが分かります。
その場合、たいていはレンズに色がついていますね。
レンズの色によって光を吸収したり反射しているからです。
「可視光線透過率」は、紫外線カットとは直接関係ありません。
可視光線(眼に見える光の波長) ≠ 紫外線(眼に見えない光の波長) だからです。
紫外線から目を守るためには
「可視光線透過率」ではなくて、「紫外線透過率」に着目したいですね。
「紫外線透過率 0.1%以下」
「UVカット率 99.9%以上」
といった、広告表示や性能表示を目にしたことはありますか?
あと、「UV400」なんて書かれ方もしてるサングラスやメガネがありますね。
記載内容の真偽は、そのお店の信頼性としか言えませんが、
言っていることは「紫外線から目を守る商品です」ってことですね。
先ほども書きましたが、紫外線は目に見えません。
私たちは「あ!今紫外線が見えた!!」という流れ星見つけた!みたいなことはありません。笑
最近は、学校や職場でもかけやすいように透明レンズのメガネ(UVカットレンズ加工)が売られています。
UVカットメガネは透明でまぶしいけど大丈夫?
という、お話を聞きますが
眩しさから目を守るには、大丈夫ではないですが
紫外線から目を守るには、大丈夫です。
UVカットメガネは透明でも効果があるってこと?
紫外線から目を守るには、
UVカットメガネ(透明レンズ)が効果あります。
もう少し性能の話でいうと
紫外線透過率0.1%以下(=UVカット率99.9%以上)
という表示があるもので、
その表示が信頼できる商品ならバッチリです。
加えて、眩しさが気にならないのであれば透明レンズがオススメです。
この点については、こんな観点から透明性が高い方をおすすめします。
透明レンズか色付きレンズかで、瞳孔の開き方に違いが出て目の影響が変わってくるんです。
こちらの記事で色付きレンズの影響について書いています。
>>紫外線はあなたの目にも大きな影響が!サングラスやメガネの実は・・・
まとめ
紫外線対策の商品として
「サングラス」や「UVカットメガネ」などと売られています。
どれにしようか、どんな違いがあるのか迷ってしまうかもしれませんが
「紫外線透過率 0.1%以下」
「UVカット率 99.9%以上」
この表示内容が、最近の紫外線対策指標です。
(100%カットがもしあったらちょっとアヤシイかも!?)
おまけ情報ですが、
サングラスやメガネの隙間からも光が入ってくるということにまで
気を回すのであれば、大きめのレンズや目を覆うようなメガネ形状を
選ぶとさらに安心度は増すかと思います。
とはいえ、ライフスタイルに合った敏感になりすぎず、過剰になりすぎない
ほどほどの紫外線対策がいいかなと思います。
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