UV A B C 紫外線は3領域 SPFやPAなど日焼け止めはコレがおすすめ
紫外線対策が街中で言われる中で、色んな専門用語みたいなこと言葉や表記を目にします。
あれ、よくわからなくて見て見ぬふりしているって方、多いかと。
「紫外線は3種類に分けられているの?(UV-A,UV-B,UV-C)」
「日焼け止めクリームなどに書かれている"SPF"や"PA"の意味は?」
「で、結局どんな日焼け止めクリーム選んだらいいの?」
こうした疑問について、解説を書いていきたいと思います。
ちょっと専門用語も理解して紫外線対策をバッチリしていきましょ!
UV A B C といった3種の紫外線波長領域や性質について
太陽光の目に見える光(可視光線)のほかに、赤外線や紫外線があります。
※脱線のハナシ
虹の7色(赤・橙・黄色・緑・青・藍・紫)の両端に「赤」と「紫」がありますよね。
赤を超える光の波長のものを「赤外線」
紫より下回る光の波長のものを「紫外線」って呼びます。
紫外線は地表に届く光の中で、最も波長の短いものです。
話を戻します。笑
紫外線は波長の領域とその性質によって3つに分けられています。
- UV-C(100nm ~ 280nm)
- UV-B(280nm ~ 315nm)
- UV-A(315nm ~ 400nm)
少し補足解説しますと
UV-C:大気層(オゾン)で吸収され、地表には到達しない。※生活影響なし
UV-B:ほとんど大気層(オゾン)で吸収されるが、一部は地表に到達。UV-Bが一番厄介。皮膚や眼に有害。日焼けを起こし皮膚がんの原因になる。
UV-A:UV-Bほど有害ではないが、長時間浴びた場合の健康影響がある。
私が日常で「紫外線対策」と言っているのは、UV-BとUV-Aへの対策ということになります。
紫外線を防ぐ指標 SPF と PA とは
日焼け止めの効果とも言われますが、紫外線を防ぐ指標として2つあります。
- SPF(Sun Protection Facter)
- PA (Protection grade of UV-A)
主にUV-Bを防ぐ指標が「SPF」です。
SPF10 ~ SPF50+ という表記で使用されていますね。
(弱)~(強)
一方でUV-Aを防ぐ指標が「PA」です。
PA+ ~ PA++++ という表記で使用されていますね。
(弱)~(強)
日焼け止めクリーム おすすめのSPF と PA
このブログでは何度もお馴染みですが紫外線対策は以下の順番です。
いきなり日焼け止めクリームに手を出さないでくださいね。
- 紫外線の強い時間帯を避ける。
- 日陰を利用する。
- 日傘を使う、帽子をかぶる。
- 衣服で覆う。
- サングラスをかける。
- 日焼け止めを上手に使う。
~環境省ホームページより~
紫外線の強い時間の調べ方はこちらの記事で紹介しています。
>>今日の紫外線予報が全国各地で確認できる。アプリ無しでもOK
最終的に、日焼け止めクリームを上手に使うとなったら
以下のようにSPFとPAをおすすめしたいです。
【日常生活(散歩・買い物)】
SPF:10程度
PA :+
【屋外での軽いスポーツやレジャーなど】
SPF:20~30程度
PA :++ ~ +++
【炎天下でのレジャーやマリンスポーツ】
SPF:30~50+
PA :+++ ~ ++++
日焼け止めには耐水性の強弱や紫外線吸収剤の有無などもありますのでお調べ頂くといいと思います。
私もしっかり取材ができたら記事にしたいと思っています。
まとめ
紫外線(UltraVioletでUV)は3つに分かれていました。
その中でも、UV-Bは私たち人体への悪影響が大きいです。
身の回りの化粧品や日焼け止めクリームに表記されている
SPF や PA は日焼け止めの効果表示であることをご紹介しました。
そして、紫外線対策は紫外線の弱い時間を狙うことから始まります。
そのことをご理解頂きつつ、日焼け止めクリームは最強が良いというわけではないので
程度に合わせてお選びください。
お読み頂きありがとうございました!