紫外線対策は目にも大きく影響!サングラスの色は?メガネじゃダメ?
2016/03/17
最近は夏だけでなく、年中言われるようになってきた紫外線対策。
顔をはじめとする肌へのケアも大切ですが、忘れてはいけないのが皆さんの目。
白内障など目の病気の原因をなることがありますのでしっかり対策したいですね。
目の対策と言ったらサングラスでしょうか?
いや、待てよ。UVカットレンズのメガネってあったよな?
サングラスで対応すればいいのかな?
UVカットのメガネじゃダメなのかな?
そのあたりを整理していきたいと思います。
紫外線対策は目の影響にも配慮が必要ですよ
紫外線対策といって思い浮かぶのはスキンケアでしょうか。
シミ・ソバカスの原因となるから女性は特に気にしてますよね。
でも、顔や首をはじめとする肌へのケアももちろん大切ですが、
見落としがちなのが目に対するケアです。
もともと、目には紫外線を防ぐ力が備わっています。
ですから、例えば日常生活で通勤通学や多少の外出によって紫外線を浴びる分には、目の機能には大きな問題はありません。
ただ、長時間、強い紫外線を浴びると目にも悪影響が及びます。
白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。
また、角膜炎(かくまくえん)になるリスクもあります。目は交換できませんからね。不安が募ります。
これらを防ぐために、
スポーツ時や登山や海水浴などアウトドアでのレジャー、畑仕事など、日中の大半を強い紫外線の中で過ごすときには
目に対しての紫外線対策が非常に大切になってきます。
目に対する紫外線対策はサングラスでしょうか?
ギラギラ照り付ける太陽。
つばの大きな帽子にサングラスで対策バッチリ!
そんなイメージでしょうか。
ところで、サングラスってどんなものを想像しますか?
タモリさんの掛けてるアレ?
サンプラザ中野さんが掛けてるアレ? ※あ、サンプラザ中野くん でしたっけ。
芸能人が空港で掛けてるアレ?
はい、黒や濃い茶色のレンズが思い浮かぶかと思います。
そもそも、サングラスって 眩しさ を軽減するためのものだったんです。
なので、濃い色のレンズで眩しさを軽減させてきたんです。
ただ、最近になって紫外線対策のことが言われてきますと
実は色の濃いレンズが逆に目にとっては悪影響を与えると言われています。
なぜなら、目は、暗いところでは瞳孔が開き、より多くの光を取り込むようにできています。
(※瞳孔=どうこう。目の中心にある、光を通す領域)
一方、明るいところでは瞳孔は小さくなり、光を取り込む量を減らすという調節をしています。
ですから、濃い色のレンズで強い光を多く浴びると、瞳孔が開いた状態になって多くの紫外線を目に取り込んでしまいます。
そういわれているんです。
では、サングラスは、紫外線対策としてはNGなんでしょうか?
紫外線対策はUVカットレンズのメガネではだめですか?
私も最近、サングラスと紫外線カット機能を持つメガネとの違いがハッキリせずにわからなくなっていました。
レンズの色の薄いサングラスってもはやサングラスではなく、色付きレンズのメガネと何が違うのでしょうか?みたいな。。。
紫外線カット機能つきサングラスって売られているともう何のことだか???
もう一度整理しましょう。
世の中ではサングラスと紫外線カット機能つきメガネ(透明)などは同じように扱われています。
今後どのように呼ばれていくのかわかりませんが、ぜひこの観点でご理解ください。
サングラスは、眩しさを軽減するために色の濃いレンズということで理解しておくとよろしいかと思います。
そんなサングラスは紫外線カット機能(UVカット機能)「あり」と「無し」でタイプが分かれています。
※最近はほとんど「あり」タイプです。紫外線カット機能は必須ですね!
同じように、昔からメガネがあります。多くのメガネは透明のレンズです。
眩しさに対しては全く持って効果はないかもしれません。
でも、紫外線カット機能つきのメガネであれば紫外線対策には有効です。
まとめ
目には紫外線を防ぐ力が備わっているものの
やはり、長時間、強い紫外線を浴びると白内障や黄斑変性症もしくは角膜炎になるリスクがあります。
目の紫外線対策はしっかり行いたいですね。
その時には、サングラスやメガネといったアイテムが非常に有効です。
ただし、紫外線対策の効果の強度はレンズの色が濃いか薄いかということで判断せずに
紫外線カット機能あり(99%以上の紫外線をカットなど)の表記に基づいて判断頂くことが大切です。
極端な話、
サングラスだろうとメガネだろうとどっちでもいい。
そこに紫外線カット機能が入っているかが紫外線対策には重要ということです。
さぁ、あなたもさっそく目の紫外線対策はじめましょう!