アニメ ワンピース<第86話>あの時ヒルルクとチョッパーとクレハとドルトンの会話はこうだった
アニメ ONE PIECE(ワンピース)<第86話> ヒルルクの桜と受け継がれゆく意思!より。
ヒルルクは、ワポルのいる城に向かう。
Dr.クレハは、ヒルルクを探しにチョッパーの元に訪れたシーン。
事実は悲しいすれ違い。。。
ヒルルクは、ワポルのいる城へDr.クレハは、ヒルルクを探しにチョッパーの元に
ヒルルク
「ロープウェイを出せ。城に連れていけ」
クレハ
「ヒルルクはどこだいっ!逃げなくていい。お前のことは知ってる」
「ヤブ医者はどこへ行ったかって聞いてんだよ!」
チョッパー
「ド、ドクターなら元気になったから、、、町へ・・・」
クレハ
「元気に?元気になんてなりゃしないさ。あいつは今の医学じゃ治らないんだ。」
チョッパー
「そんなことない!見てくれ!これ飲んだからもう大丈夫なんだ!」
クレハ
「それは。。。アミュー茸!?」
チョッパー
「万能薬だからもう大丈夫なんだよ。ドクターもチカラがみなぎるって。俺はこれからドクターに医者をなら・・・」
クレハ
「この、馬鹿トナカイ!!そのキノコはね、、、そのキノコはね、、、猛毒だよ。。。口にしたら半日も生きちゃいられない」
チョッパー
「えっ・・・」
クレハ
「・・・それでか。バカ。」
チョッパー
「そんなはずないよ。ちゃんと本で調べたんだ・・・。その本は失くしちゃったけど、病気に勝てるキノコさ!」
「そうだよ。アミュー茸の絵の横に、ちゃんとドクロが書いてあったんだ!」
「ドクターだって元気になったって言ったさ。死ぬわけなんかない!お前は嘘つきだ!」
ヒルルク
「もっと早く漕げ!急げっ!一刻一秒をあらそうんだ!!」
クレハ
「・・・お前の気持ちが嬉しかったのさ。図鑑のドクロは、猛毒の印だ。」
チョッパー
「ウソだ!!」
クレハ
「嘘じゃない!覚えときな!!この世に万病に効く薬なんてありゃしないんだ。だから、医者がいるんだよ。」
チョッパー
「うそだ。。。」
クレハ
「いいかい。優しいだけじゃ、人は救えない。救いたきゃそれなりの知識と、医術を身につけなっ!!腕が無けりゃ誰一人救えないんだよ!!」
「バカだねぇ。。。」
涙と嗚咽が止まらないチョッパー
ヒルルクはいよいよワポルの城へ・・・
ワポルの家臣
「ワポル様!ヒルルクがこの城に向かっています!」
ワポル
「掛かったか!マーハッハ!カバじゃな~~い!マーハッハ!マーハッハ!」
ドルトン
「正気か!?何故?何のために!?」
クレハ
「アイツはもう、この家には戻らない。城を墓場と決めたようだ。」
ヒルルク
「患者のところへ案内しろ。”イッシー20”を救いにきた!」
ワポル
「マーハッハ!カバめ~~!まぁだわからんか。ワナさ、”イッシー20”はこのとおりピンピンしてるわい!!マーハッハッハッハ!」
「お前はここへ死ににきたのだ、ドクターヒルルク。」
ドルトン
「何故、ここへ?」
騙されたヒルルクはワポルの城の前で立ちつくす そして・・・
ヒルルク
「・・・なんだよ。良かった。病人はいねぇのか。オラァてっきり、国のいち大事かと。。。な~んだ、俺が騙されただけか。」
ワポル
「は?本当にいち大事なら、キサマになど来てほしゅうないわっ!構うな、処刑しろっ!!」
ヒルルク
「・・・やめておけ。お前らには俺は殺せねぇよ。」
ワポル
「あん?」
ヒルルク
「よぉ、人はいつ死ぬと思う?」
「心臓をピストルで撃ち抜かれた時?・・・ちがう。」
「不治の病に侵された時?・・・ちがう。」
「猛毒キノコのスープを飲んだ時?・・・ちがう!人に忘れられた時さ。」
「俺が消えても、俺の夢は叶う。病んだ国民の心も、きっと救えるさ。」
「何故に泣く?ドルトン。」
ドルトン
「国も同じだろうか?」
ヒルルク
「受け継ぐ者がいりゃあな。」
ワポル
「おいおい、ドルトン!おめぇなに泣いてやがる?マーハッハッハッハッハ!!」
ヒルルク
「もうすぐここに化け物がやってくる。俺の息子だ。手出すなよ。(安心しろチョッパー。お前のキノコじゃ、俺は死なねぇ。)」
「まったく、良い人生だったぁ~!!」
クレハ
「あばよ、ヤブ医者」
ヒルルク
「ありがとよ、チョッパー!」
そしてヒルルクは、自爆を選ぶ。
爆風でヒルルクのシルクハットは宙に舞い、チョッパーの目の前に落ちる。
チョッパーはヒルルクのただならぬ状況を察する。。。
真正面から組み合ったチョッパーとドルトン 交わした言葉は・・・
ヒルルクとの楽しかった日々を思い出すと同時に、城の前で高笑いするワポルに向かって襲い掛かる!
が、ドルトンが真正面からぶつかり、組み合ったチョッパーとドルトンは
ドルトン
「待てぇ~~!ここから、、、ここから立ち去れぃ!」
「私にすら勝てないお前は、到底あいつらには敵わない!」
「ヒルルクの死を笑ったことなら私が詫びる。」
チョッパー
「・・・えっ?」
ドルトン
「及ばないチカラでは、君の犬死だぞ。」
「もうこれ以上、この国の犠牲にはなるな。頼む。」
ドルトンの言葉を受けたチョッパーは静かに城を去る
ドルトンからワポルへの宣戦布告 チョッパーからDr.クレハへの誓い
ワポル
「あ?逃がしたな、ドルトン。」
ドルトン
「黙れっ!まだわからないのか?この病んだ国を救おうとしたたった一人の男が、今死んだんだ。」
「誰もが諦め絶望するなかで、救おうとした優しい医者が死んだんだ。」
ワポル
「あんな男が一人くたばったからなんだ?」
ドルトン
「この国の辿るべき道は見えた。滅ぶことだ。」
「我々がいる限り、立て直すことなどできない。医療が発達しようと、薬の研究を続けようと。。。」
「バカにつける薬はないのだから!!」
ワポル
「くっ、、、言わせておきゃあ、貴様、本気で俺を怒らせたな!?」
一方、チョッパーは・・・
チョッパー
「医者を、、、医者を教えてください!お願いします!俺に医者を。俺が万能薬になるんだ!」
「何でも治せる医者になるんだ!国だって治せる医者になるんだ。だって、、だって、、この世に治せない病気はないんだから。。。あぁ、うわぁ~」
クレハ
「・・・ドクトリーヌと、そう呼びな。」
ワポルによって牢屋にぶち込まれたドルトンは・・・
ドルトン
「俺は、、、死なん。意思を受け継いでみせる。」
それぞれにヒルルクの意思は受け継がれた。