スーパーブルーブラッドムーンは結局何色で何のこと?
2018年1月31日に、「スーパーブルーブラッドムーン」という特別な夜を迎える。
なんだかものすごい名前なのですが、
最後はムーン(月)なので、月に関する特別な夜なのです。
実はこれ、3つの月の合わせ技なんですよ。
スーパーブルーブラッドムーンは3つの月の合わせ技!?
「スーパームーン」
「ブルームーン」
「ブラッドムーン」
という、3種類の月が同時に見られる日なので「スーパーブルーブラッドムーン」と呼ばれます。
月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」。すごく大きく見える月の日ありますよね。
アレが「スーパームーン」の日です。
1カ月に2回、満月になる現象は「ブルームーン」。
2018年1月2日に一度満月になっていて、1月31日にもう一度1月中に満月がやってきたので「ブルームーン」。
なんで「ブルームーンなの?」ってことは、後ほど。
さらに皆既月食で、月の表面が赤っぽく見えることから、現象が「ブラッドムーン」と呼ばれるんですよ。
今回は3つが同時に起きるので「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」になった訳です。
ブルームーンは青いのか?ブラッドムーンだから赤いのか?
1カ月に2回、満月になる現象は「ブルームーン」という事ですが、
これは「普通ではありえない」という意味で「ブルー(青い)」を使うのだそうです。
皆既月食において、月は青くなりません。
太陽と月の間に地球が入ることで皆既月食が起きるわけです。
地球の周りの大気によって、太陽光は屈折もしますし、太陽光の青い光の部分が拡散されるのです。
地球の大気を太陽光が通過していくと、どんどん青い光の要素は拡散されます。
逆に、赤い光の要素が屈折して太陽から見た地球の裏側の月に注がれていきます。
だから、月食の時には赤とかオレンジ色になるんです。
月食の色は「赤」か「オレンジ色」など。
話は戻して、じゃあなんで「ブルームーン」というのか?
それは、今までのお話にあったように、「青い月」にはならないという事から珍しい月の状態を示し
1カ月に2回、満月になる現象を「ブルームーン」と呼ぶそうなんです。
だから、青い色をした月が見られるのではなくて、そんな「あり得ない珍しい月の状態」という意味から
1カ月に2回、満月になる現象を「ブルームーン」と呼びます。
色は、赤系の色ですね。
月食と聞くと、「月が消える」とも思ってました。
日食と記憶が混ざっちゃっています。私。
月食は、月は消えません。そして、赤色になります。
今日のスーパームーンは本当はスーパームーンじゃない!?
月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」と言われますが
一番近づいているのは前回の1月2日の方なんですね。
どうやら「スーパームーン」というのは、○○年で1番地球に接近した時のことを指すようではなく
ある一定距離以上にだいぶ地球に近づくと「スーパームーン」と呼ぶみたいです。
人によっては今日は「スーパームーン」じゃない!っていう人もいるみたいですよ。
ただ、今日はキレイで大きな満月でしたね。
まとめ
2018年1月31日に、「スーパーブルーブラッドムーン」という特別な夜でした。
「スーパームーン」
「ブルームーン」
「ブラッドムーン」
という、3種類の月が同時に見られる日なので「スーパーブルーブラッドムーン」。
1か月に2回満月がやってくる夜に、皆既月食が起きて赤色になり、地球に接近して大きく見える月の日。
それが、「スーパーブルーブラッドムーン」でした。
キレイでしたし、勉強にもなりました。
NASAのストリーミング映像です。
https://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html#public
個人的には皆既日食が好きです。
一瞬この世が真っ暗になるあの何とも言えないこわさが好きです。
脱線してしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございました!