サッカー日本代表エースのトレーニングメニューが進化して結果を出す
2018/12/16
オリンピックもワールドカップもサッカー日本代表は活躍が期待されています。
ピッチ上で活躍する姿も楽しみですが、ピッチの外で語られる言葉も非常に楽しみです。
2016年1月4日に放送された「日本サッカー新時代 ~2018年への旅~」の内容から
香川真司選手に密着取材した内容についてご紹介します。
2016年1月に語られたことが、香川選手自体の自己予言となるのでしょうか。
楽しみだなぁ。応援しています。
全3回の第2弾!
サッカー日本代表エース復活のトレーニングメニュー
今回は第2弾となりますが、過去の記事はこちらです。
<第1弾>
サッカー香川真司 ドルトムントでのテレビ密着取材 進化を語る放送内容
さて、前回からの続きですが
今シーズン、チームのフォーメーションが
4-2-3-1でトップ下 → 4-3-3でインサイドハーフになった香川。
これまでより、1対1の強さが求められるポジションになった。
そこで、チーム練習以外でも始めたことがある。
と、いうことで密着取材では
【香川真司 進化の秘密】ということで進行していきます。
練習の前後でジムに通う。
【香川真司 進化の秘密1】
今シーズンからトレーナーと一緒に毎日個人トレーニングを始めた香川。
どんなトレーニングを行っているのか?
トレーナーに話を聞いてみた。
香川真司専属トレーナー谷田亮太さん。
「筋力のコンタクトも多いですから、その部分を増やす形で
レベルアップの部分(筋力増量)も考えながら、ただ、重くならないように体の動きはキレる状態でできればと思って計画しています。1対1強化のトレーニング」
【香川真司 進化の秘密2】徹底した食事管理
更に、肉体改造は食事でも。
管理栄養士の指導によって栄養バランス管理も徹底
密着取材時に紹介された夕食メニュー
・ワカメ入りミックスサラダ
・きんぴらごぼう
・ぬか漬け
・大豆ミートのニラ甘辛みそ焼き
・ブロッコリーの胡麻和え
・雑穀米
・豆乳のたら鍋
香川真司
「しっかり家で食事をとって外食は控えて過ごすことがより試合に向けて大事だと思いますし、栄養あるものを食べてそれでしっかりとしたコンディションを整えられていると思うので、それは実感していますね。」
ちなみに昼食はほぼ毎日「うどん」
香川真司
「うまい!!」
炭水化物でエネルギーを素早く摂取。
こうした肉体改造の効果はデータにも明確に表れている。
昨シーズン平均で
1対1の勝率が39%だったのに対して
今シーズンは48%へと大きく上昇。
フィジカルの進化で守備でもチームに貢献。
香川の新たな武器になっている。
サッカー日本代表エース 過密スケジュールでも出場最多
コンディション調整
リーグ戦・カップ戦・ヨーロッパリーグに加えて日本代表の試合など
海外組の中で最も多くの試合数をこなしている香川。
海外組の今季出場試合数(2016年1月3日現在)
32試合 香川真司
26試合 南野拓実
25試合 原口元気
これまで、過密日程からコンディション不良になることも多かった。
そこで
【香川真司 進化の秘密3】トレーナーと体のケアを徹底
香川真司
「今回の移動は疲れた。ホンマに」
自宅でトレーナーとともに毎日体のケアを徹底
香川真司
「しっかりとコンディション調整がうまくできているので、試合に入る時の自信であったり、そういったところもうまくいっているので、去年より明らかに精神的において試合に向けた準備は違うなと感じています。」
酸素カプセルで効果的なリカバリーでハイパフォーマンス
【香川真司 進化の秘密4】酸素カプセルで体を回復
更に、自宅には酸素カプセル(推定500万円!?)がある
香川真司
「普通に過ごしていて、体のリカバリーがすごく回復するのが早くなるので、それは試合数が多い僕にとっては大事ですね。」
過酷なシーズンを戦い抜くためコンディション調整は重要な要素。
その結果、昨シーズンは6試合欠場したが、今シーズンは全試合に出場。
チームの勝利に大きく貢献。
まとめ
選手の能力を引き出すには、コンディショニングが重要と多くの選手が言いますね。
以前までは、「わざわざそこまでやらなくても・・・」という考えもあったかもしれませんが、ここまでトップ選手たちが意識しているとなると、コンディショニングまで気を遣っていくことが当たり前なんですね。
でも、こうした進化・結果の違いを見ると頼もしいですね。
活躍を期待しています。
実はもうひとつまだ
【香川真司 進化の秘密5】が残っていますので次の記事に続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました!