中山雅史の現役復帰に驚く本田圭佑 監督思考は幼少期のエピソードから
2018/12/16
オリンピックもワールドカップもサッカー日本代表は活躍が期待されています。
ピッチ上で活躍する姿も楽しみですが、ピッチの外で語られる言葉も非常に楽しみです。
2016年1月4日に放送された
「日本サッカー新時代 ~2018年への旅~」の内容をご紹介します。
その時々に語られるトップ選手たちの考えや言葉は私たちにも力をくれますよね。
何度も楽しめる味わいのある会話が繰り広げられました。
中山雅史さんと本田圭佑さんの対談を書いていきます。第4弾!!
中山雅史の現役復帰に驚く本田圭佑 自信は監督タイプ
今回は第4弾となりますが、過去の記事はこちらです。
<第1弾>
日本サッカー対談 本田圭佑×中山雅史 ブラジルW杯終えてロシアW杯へ
<第2弾>
本田圭佑がハリルホジッチ体制を語る サッカーW杯最終予選に向けて
<第3弾>
本田圭佑 サッカー日本代表若手待望論 宇佐美など数名を評価
続いては、ちょっと話が展開していきます。
本田圭佑さんと中山雅史さんそれぞれにとってのサッカーとは?
そんな切り口で対談が展開しました。
まずは、2015年9月に47歳でJFL沼津で現役復帰を果たした中山雅史選手のことから本田選手が切り出します。
本田圭佑
「ゴンさん復帰されたって聞いたんですけど。」
中山雅史
「あ、お耳に入りました?笑」
本田圭佑
「まだ勝負してるんですね。」
中山雅史
「勝負してるんですよ。」
本田圭佑
「もうゴンさんみたいにはやれないですよ僕。すごいなとおもいます。
ゴンさんとカズさん見てると。真似できないです。笑」
中山雅史
「いや、できます!!気持ちでしょ?」
本田圭佑
「本当サッカー好きなんですね。ただそのプレーするのが好きなんですね。」
中山雅史
「サッカーをすることが好きなんですよ。」
本田圭佑
「僕もすごい好きなんですけど、僕が言ったのをやってみろって言って、やらせるのが好きなんです。」
中山雅史
「じゃあ監督タイプですね」
本田圭佑が語る自身の幼少期 サッカー観のルーツは仕切り屋!?
本田圭佑
「僕が小学校からずっと指示出してます。あ、幼稚園ですね。
幼稚園のころから、
『お前、ここで砂場キープしとけ』と。
『お前、あっちいってジャングルジムいって、俺が後で行くからキープしとけ』と。
『おい違うクラスのやつが取りに来るぞ、はよいけ!』と。
幼稚園のころからこんなんやってたんです。
それで組織が機能していくのが好きなんです。皆が楽しめるでしょ?
僕だけが楽しみたいわけじゃないんです。『ほらな!俺の行ったことしたらお前らも楽しめただろ!』っていうのがすごく好きなんです。
だから、それが今にも活きていて、例えば今だったら、『宇佐美こい、岳こい』と。
僕が言ったことを、聞く聞かない、色々消化するでしょうけど。
自分が言ったことがなんかしら消化されたと感じられるだけでも、それがすごく幸せなんですよね。」
サッカー日本代表の強さが本田の幸せ 強さの中心に本田は居たい
中山雅史
「若い選手に期待しているわけですね。それっていうのは当然。でも悔しいじゃないですか!自分が抜かれるの。そこの葛藤はないんですか?」
本田圭佑
「そうですねぇ~。例えば、一対一であれば絶対負けたくないんですよ。ただなんかこう、そういう考え方をしてないんですよね。なんていうんですかね。
いずれは引退するわけじゃないですか。彼らはいずれは自分らの黄金時代を築くわけじゃないですか。
そこでの勝ち負けはあまり考えてないですね。どちらかというと敵は外という感じですよ。
ロシア人であり、イタリア人であり、ブラジル人であり。」
中山雅史
「日本というチームが強いことが一番幸せだっていう考えですね」
本田圭佑
「その強さには本田圭佑が必要だってことなんです。そういう考え方なんです。」
まとめ
今回は中山雅史さんと本田圭佑さんの対談が急展開しました。
なかなか聞いたことの無かった本田選手の幼稚園時代のエピソード。
でも、なんか想像できましたね。カンタンに。笑
負けず嫌いな自分と、日本代表という組織が強くなることを幸せと思う自分とをうまくバランスとりながら多くの人の成長を望んでいる本田選手の心が見えました。
この対談は面白いです。
まだまだ続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました!