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紫外線はあなたの目にも大きな影響が!サングラスやメガネの実は・・・

      2016/05/17

照りつける太陽に輝く海。
そんな、夏真っ盛りの時だけ、眩しさとか紫外線とか気にするものだと思っていましたが
最近は夏だけでなく、春先でも紫外線対策しなさい!秋だって冬だって紫外線対策しなさい!
って年中言われるようになってきましたね。

私は、紫外線対策はお肌のケアだけだと思っていました。
シミ・ソバカスになるから日傘差して、ツバの長いお面のような帽子。
顔や首、腕には日焼け止めクリームをしっかり塗って。

あ、そういえば髪の毛や頭皮にもダメージを与えるって友達が言ってたな。
だから帽子被るけど、ムレが心配だとか。。。

しかし、紫外線の影響はお肌や髪の毛だけではありません。

みなさんの「目」も紫外線の影響を大きく受けてしまうことをご存知でしょうか?
強い紫外線を長時間浴びることで、目の病気になって苦しむことにもなりかねません。
こわいですね~。しっかり対策したいですね。

紫外線が私たちの目に対してどのような影響を及ぼすのか?
そのためには、どういったアイテムで応戦すればよいのか?

実は、巷では言葉が混在して使われ、わかりにくくなっていることがあります。

目の対策と言ったらサングラスでしょうか?
いや、待てよ。UVカットレンズのメガネってあったよな?
どれが正解??などなど整理していきたいと思います。

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紫外線があなたの目にも悪影響を及ぼすって知ってました?

冒頭でも書きましたが、私は紫外線対策といって思い浮かぶのはスキンケアでした。
ですので、初めて「紫外線が目に対して影響している」ことを知った時驚きました。

そもそも、紫外線の影響とは何でしょうか?
何も対策しないとどうなってしまうというのでしょうか?

もともと、目には紫外線を防ぐ力が備わっています。
だから、何も対策をしないからといって紫外線にむしばまれているというわけではなさそうです。
※例えば日常生活で通勤通学や多少の外出であればほとんど目の機能に影響はないようです。

ただ、やはり長時間、強い紫外線を浴びる状態で目に対して紫外線対策してなければ、さすがに悪影響が及びます。

白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気をご存知ですか?
これらの症状を引き起こす可能性があります。
また、角膜炎(かくまくえん)になるおそれもあります。

目は交換して新しくすることはできないので、大切にしなければなりませんもんね。

長時間、強い紫外線を浴びる状態とは
日中のスポーツ時や高度の高まる登山や海面の反射も一身に受ける海水浴などを指します。
アウトドアでのレジャー、畑仕事なども紫外線受けますよね。

日中の大半を強い紫外線の中で過ごすときには、目に対しての紫外線対策が非常に大切になってきます。

目に対する紫外線対策はやっぱりサングラス!?

目に対しての紫外線対策と絞っていえば、
まず日傘・つばの大きな帽子などで直射日光を遮ることを目安に目に入る紫外線量を減らすこと。

ん?・・・ちょっと変な言い回しをしたように感じましたか?

ポイントは、直射日光を遮ることが対策の目的ではなく、あくまで目に入る紫外線の量を減らすことです。

「直射日光は眩しいから遮る」ってことと、「紫外線から目を守る」ってこととは必ずしも一致しないなんですよね。

実はこんな話を聞かれたことありませんか?

紫外線対策にはサングラスがいいとテレビで言ってた。
しかも、レンズの色は薄いものがいいんだって。

これは本当です。

私にとって、サングラスといえば「タモリさん」の掛けているあの黒いメガネ形状のもの。
あぶない刑事(デカ)の「タカとユウジ」のあの黒いメガネ形状のもの。
(※タカアンドトシでもテツアンドトモでもありません。笑)

サングラスとはほぼ黒いや濃い茶色のレンズのイメージで、相手の目が見えなくなるくらい色が濃いメガネ?だと思っていました。

有名人の話をしたので脱線してしまいましたが
サングラスは元々、日差しが眩しいから軽減することが目的で世に登場しました。
当時は、今ほど紫外線の影響だなんて考えられていませんでしたので眩しさを遮るアイテムでした。

ただ、最近になって紫外線対策のことが言われてきますと
実は色の濃いレンズが逆に目にとっては悪影響を与えると言われています。

目には、瞳孔 という目の中心にある、光を通す領域があります。
目は、暗いところでは瞳孔が開き、より多くの光を取り込むようにできています。

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このことは、ご存知の方も多いと思います。
人も目の黒目の更にちゅうしんの濃い黒目の部分が、
暗い所に入るとクワッと大きくなり、明るいところに出るとキュッと小さくなるアレです。
※眼科でペン型ライトで光を当てられたりしますよね?

濃い色のレンズで活動している時は、目にとっては比較的暗いところを見ていることと同じ状態です。
つまり、瞳孔が開いた状態になっていますので、実は多くの紫外線を目に取り込んでしまうのです。

だから、レンズの色は薄いものの方が瞳孔は狭まるので、
目に取り込む紫外線量が減少して紫外線対策になるということなんです。

では、紫外線対策として、サングラスはNGなんでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。

先ほど少しふれましたがこの話に戻ります。

「直射日光は眩しいから遮る」ってことと、「紫外線から目を守る」ってこととは必ずしも一致しない

UVカット機能付きレンズのメガネ(透明)ではダメ??

実は私も最近まで、サングラスと紫外線カット機能を持つメガネとの違いがハッキリせずにわからなくなっていました。

レンズの色の薄いサングラスって、もはやサングラスではなく、色付きレンズのメガネではないのか?
眩しい太陽から守ってくれない、そんなサングラスはもはやサングラスではないんじゃないか?

そんな想いで胸が一杯でした。

そろそろ皆さんもお気づきかと思いますが
めがね屋さんなど店頭広告やメガネのCMでこんなことが言われています。

紫外線カット機能つきサングラス(もしくはメガネ)
有害な紫外線を99%カット!!
紫外線透過率1.0%以下!!!

レンズの色と紫外線カットの性能は関係がないんですね。

紫外線カットのサングラスには、「紫外線透過率」が数字で表示されています。
これはそのレンズがどれだけ紫外線を透過するかを示す数字なので、低いほどレンズの性能が優れているということになります。
例えば、「紫外線透過率1.0%以下」という表示のレンズは、紫外線を99%以上カットすることができると言われます。

世の中ではサングラスや紫外線カット機能つきメガネ(透明)など同じように取り扱われています。
とはいえ、紫外線カット機能はまだまだ標準搭載ではありません

惑わされないでくださいね。

紫外線カット機能無しレンズのサングラス あります。(比較的お安めです)
紫外線カット機能ありレンズのサングラス あります。(最近のあたりまえになってきています)

紫外線カット機能無しレンズのメガネ あります。(今までの当たり前と思ってきたメガネです)
紫外線カット機能ありレンズのメガネ あります。(最近、一気に注目されてきています)

こうした「直射日光は眩しいから遮る」機能と、「紫外線から目を守る」機能は別物で
これらの機能を併せ持つものやどちらかだけの機能を有するものが
世の中では取り扱われています。

紫外線カット機能がついていれば、レンズの色に関わらず紫外線対策がなされていますのでOKです。

サングラスと呼ぼうが、メガネと呼ぼうがどっちでもいいですよ~!っていう状態なんですね。

まとめ

目には紫外線を防ぐ力が備わっているものの
やはり、長時間、強い紫外線を浴びると白内障や黄斑変性症もしくは角膜炎になるリスクがあります。

目においては紫外線が良い影響をもたらすことはありません。
目の保護のために、目の紫外線対策としてサングラスやメガネを役立てて頂ければと思います。

そして、紫外線対策の効果の強度はレンズの色が濃いか薄いかということで判断するのではなく
紫外線カット機能あり(紫外線透過率など)の表記に基づいて判断頂ければと思います。

レンズの色は、眩しさを軽減するための機能です。

暗いところでは瞳孔が開き、紫外線を取り込みやすい状況になることもご理解頂きまして
必要最低限の眩しさに抑えられるレンズの色を探して頂くと良いかなと思います。

でも結局のところ

レンズの色が薄いサングラスは
果たしてサングラスと呼べるのか?色付きメガネなのではないか?

この胸のモヤモヤは晴れることはありませんでしたが・・・まぁ今回は良しとしましょうか!笑

さぁ、あなたもさっそく目の紫外線対策はじめましょう!

読んでくださいましてありがとうございました!

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