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溶連菌感染したら小学校は何日休むの?えーっ!思ってたのと違ってた!!

   

溶連菌に感染した時には、まず小学校への登校はやめて休みましょう。
 
では、何日休めばいいのでしょうか?
小学校にはいつから登校できるのでしょうか?
 
溶連菌は他の子にもうつるから気を付けなければいけませんよね。
でも、感染症だからといって、過剰に出席停止期間を何日も警戒しているように思います。
 

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溶連菌に感染したら小学校は休みましょう

 
「溶連菌に感染した」ってわかるには、お父さんお母さんの自己判断ではちょっと難しいです。
 
 
お医者さんでは、「溶連菌感染検査キット」を使って溶連菌感染症の診断をしています。
 
※ノドの粘液を用いて、5分~10分程度で溶連菌かどうかの鑑別をしています。
 
 
症状が、発熱・のどの痛みが出ます。
 
その他には、
・体や手足に小さく赤い発疹ができることがある
・舌にイチゴのようなブツブツができることがある(イチゴ舌)
・頭痛/腹痛/首筋のリンパ節の腫れ
 
と言われます。
 
 
こうした記述を見ると、溶連菌の決定的な症状は「体や手足に小さく赤い発疹ができること」や「イチゴ舌」に思えてきますが、これらの症状が無ければ溶連菌に感染していないわけではないんです。
 
 
実際、うちの子の場合は「体や手足に小さく赤い発疹ができること」や「イチゴ舌」は見てもわかりませんでした。
 
38.0℃を超える熱と少しのどが痛いと言っていただけなので、大したことない風邪だと思っていたのですが、小児科で溶連菌感染検査をしたところ感染していると診断されましたよ。
 
 
「溶連菌に感染しています」って言われるとドキッとしますね。
 
 
でも、しっかりと治療法がありますから、そこは心配しなくても大丈夫とのこと。
 
 
とはいえ、溶連菌に感染した場合は、他の子にうつしてしまう可能性が高いので学校に行くのはやめましょう。まずは、お休みしましょう。
 
 

溶連菌感染症の治療は抗菌薬を飲むこと 10日~14日間

 
溶連菌に感染した場合の治療法はあります。お医者さんからは、薬が処方されます。
 
熱やのどの痛みを和らげる薬の他に、溶連菌を退治するための抗生物質(抗菌薬)が処方されます。
 
その抗菌薬は、10日間~14日間分の薬を服用する必要があります。
「そんなにずっと飲み続けるの!?」と処方される薬の服用期間に驚きました。
 
 
お医者さんや薬剤師さんから説明があると思いますが、抗菌薬の服用は途中で勝手に辞めてしまわずに飲み切ることが大切です。
 
 
薬を飲み始めると、即日~3日程度で熱も下がりますし、ノドの痛みも和らぎます。
熱やのどの痛みなどの症状が軽い場合は、すっかり治ったように思えるくらい元気に回復します。
 
そこで、やめてしまうとリウマチ熱や急性腎炎といった合併症(続発症)につながる恐れがあると言われているので、医師の指示通り飲み続けて飲み切りました。
 
 

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学校はいつから行けるの?何日間休む必要があるの? 抗菌薬服用開始してから24時間を超えたらいいの!?

 
抗菌薬を、10日間~14日間も飲み続けることになる溶連菌感染症ですので、学校もその間ずっと休まなければならないくらいひどい感染症だと思われがちです。
 
 
周りのママ友達からも、暗に「うちの子にはうつして欲しくない。無理して学校に来ないで!」という厳しい視線を感じることもあります。
 
 
でも、ここはお医者さんにも聞いて、しっかり調べて正しく対応していきたいところです。
私も今後、他の子が溶連菌に感染したと言われた時に、過剰に警戒しないようにしたいと思いました。
 
 
溶連菌感染症の場合は、以下のことを満たしていれば他人への感染はありません。
 
・抗生物質(抗菌薬)を飲み始めて24時間以上経過していること
・全身の状態が良いこと
 
 
このことを、お医者さんが診断して登校許可書類を発行してもらえたら登校OKです。
 
 
どこかで「2日~5日間」っていう記述を見たことある方もいるかと思います。
 
↑これは、潜伏期間として記載されている期間を見間違えていませんでしょうか?
ここを誤解されている方が多いです。(私もそうでした。。。)
 
 
 
公益社団法人 日本小児科学会のホームページ(http://www.jpeds.or.jp/)にある資料は、溶連菌以外の感染症に関する記述がされていますので、とても為になりました。
 
> 学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説(2018年7月改訂版)
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/yobo_kansensho_20180726.pdf
 
 

【登校(園)基準】
適切な抗菌薬による治療開始後 24 時間以内に感染力は失せるため、それ以降、登校(園)は可能である。

 

まとめ

 
溶連菌感染症と診断された時には、まずその日は学校への登校はやめて休みましょう。
 
では、何日間学校を休めばよいかというと、
 
医師から処方された抗菌薬を服用して24時間以上経過していて、体調が良くなり、医師からの許可が出るまでの休み期間です。

1日~2日の休みであり、1週間や2週間など長期間休むことが必要となる感染症ではありません。
 
ただ、抗菌薬は10日間~14日間分処方されますので、症状が良くなったと思っても自己判断で服用をやめるのではなくすべてを飲み続け飲み切りましょう!
 
溶連菌は他の子にもうつるから気を付けなければいけません。
ですが、感染症だからといって、過剰に何日も休まなければいけないと心配しなくても良いようです。
 
しっかり安静にして、早く元気になって欲しいですね。
「健康が一番!!」ですよねぇ~
 

溶連菌の反応アリ 風邪だと思って放っておかなくて良かった~


 
最後までお読み頂きありがとうございました!

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